当サイトがGoogle AdSenseの審査を通過したので、居住者証明書(シンガポール)が必要になった。
平日に税務署に行く時間がとれないので、居住者証明書を郵送で申請することを選択。金曜日の午後にポスト投函したものが火曜日には当方に返信が到着した。開庁日にすれば3開庁日で戻ってきたことになる。
普通郵便ではなく、郵便追跡サービス(後述)が可能な方法で発送したので、その個別番号検索結果によると、金曜日に当方が送った申請書は月曜日の午前11時03分に税務署に配達され、月曜日の午後15時31分には税務署から発送された、と記録されている。
つまり税務署が当方の申請書を郵便で受け取ってから、5時間もかからずに申請書を受理した上に発送してくれたことになる。こんな迅速な対応、民間でもなかなかない?と思う。
金曜日発送で火曜日戻りなので、税務署の閉庁日となる土曜日、日曜日は挟むが、タイトルにある通り、実質中一日(なかいちにち)で手元に戻ってきたと言ってもタイトルに偽りはないだろう。
この記事では私が居住者請求を郵送で申請し、最速の中一日で戻ってきたその発送方法を中心に記したい。
本記事では書類への記入事項に関しては扱わない。他のサイトで多数扱っているので、そちらを参考にして欲しい。
居住者証明書の郵送での申請に必要なもの
- 居住者証明書交付請求書2枚(必要枚数+1枚が必要、仮に2枚必要なら4枚)
- マイナンバーカードを両面コピーしたもの
- 返信用の封筒に切手を貼ったもの(当サイトの管理人は「レターパックライト(青)」を使用。後述)
居住者証明書の郵送請求で心がけたこと
必要な書類のすべてを見易くきれいに作成しよう。
返信してくれる人の負担を減らそう。の2点です。
居住者請求書への入力は位置合わせ印刷ソフトを使用して作成
国税局の「居住者証明書の請求」のページからダウンロードできる居住者証明書および交付請求書のPDFは手書き用の「印刷用」とパソコンで入力するための「入力用」の2つがある。今回はあえて手書き用の「印刷用」をダウンロードして、位置合わせ印刷ソフトを利用して必要事項を入力した。
PDFに書き込める無料ソフトを色々と試したが、どれも思う結果にならなかった。何故かと言うと、私の住所は長い。ローマ字変換するとさらに長くなる。それを申請書の枠内に収めようとすると、文字が極端に小さくなってしまうのだ。
この位置合わせ印刷ソフトを利用することにより、住所欄の枠内いっぱいにローマ字で住所を2行で記入することが可能となり、ある程度の文字の大きさが確保できた。
住所が短い人は無料で使えるPDF書き込みアプリで大丈夫だと思う。当サイトのおすすめアプリは特に無いので、PDF書き込みアプリに関しては各々試して欲しい。アプリを使う場合、国税局からダウンロードするPDFは「入力用」を使用する。
出来うる限り文字を大きくしたい、と思ったのは後々に控えるGoogle AdSenseにおける「税法上の居住地」の審査を見据えてのことです。
大きく印字できた成果かどうかは分からないが、シンガポール税務情報(税法上の居住者証明書)は提出後1日で受理された。
居住者請求書はコンビニのコピー機でカラー出力した
居住者請求書の出力にはコンビニ設置の高性能コピー機を使用した。自宅のプリンターより鮮明できれいに仕上がるだろうと考えたからだ。
上記の作業で保存したPDFをモバイルに保存した上で(保存は各種記憶媒体でも可)、ローソンの各店舗に設置されているコピー機を使用してカラーで出力した。
印刷するにはアプリ「PrintSmash(プリントスマッシュ)」が必要となる。
ローソン設置コピー機で保存したPDFを印刷する方法
コピー機がスリープしている場合は、タッチすることで起動する。起動すると上記画像、左側の画面が現れる。
アプリ[PrintSmash]は事前にインストールしておくと良い。
あとはコピー機の指示に従うだけ。
以下、関連するリンクをまとめた。
PrintSmash(コンビニでPDFを印刷するのに必要なアプリ)
マイナンバーカードの両面コピーもコンビニコピー機でカラー印刷
マイナンバーカードの両面コピーもコンビニで行った。
最初は自宅のプリンターを使用して両面コピーしたが、家庭用だけに粗さが目立つ。何より見易くないし、きれいでないし、これをそのまま税務署に発送したら、申請が受理されない可能性もあると思い、コンビニのコピー機を使用した。
ローソンとファミマのコピー機なら、印刷メニューに免許証を両面コピーする項目がある。サイズが免許証と同じマイナンバーカードもそれに準じてコピーすれば、家庭用プリンターでは到底及ばないクオリティーの高い両面コピーが出来上がる。
ローソン設置コピー機でマイナンバーカードを両面コピーをする方法
コピー機がスリープしている場合は、タッチすることで起動する。起動すると上記左側の画面が現れる。
いろいろコピーの下には、両面、拡大縮小、免許証など、と書かれている。
あとはコピー機の指示通りにコピーするだけ。操作に迷うことなく、マイナンバーカードのきれいな両面コピーが完成する。
もっと予備知識が欲しい方は、下記のYouTube動画が参考になる。
【初心者必見】「ファミリーマート」と「ローソン」のコピー機で免許証を両面コピーするやり方
申請書類の発送はレターパックライト(青)を使用
書類の発送はレターパックライト(青)を使用した。
以下に実践した手順を記します。
クリアファイルは10枚入りが150円程度で売られている。
付箋は大きめなものを使用し「よろしくお願いします」と一言添えました。
品名の文字は特に強調する必要はない。大きく書いたり、赤字で書いたりなど。
レターパックライトは郵便局、コンビニで購入が可能で値段は税込み370円。
なお、2024年10月1日より値上げされ、レターパックライトは税込み430円となる。
返信用のレターパックライト(青)を同封
返信用封筒にもレターパックライトを使用した。
送付用に使用したレターパックライトの中に申請書類と一緒に、必要事項をすべて記入したレターパックライトを二つ折りにして同梱して発送した。
また、返信用のレターパックライトの品名の部分にも「居住者証明書請求書在中」と記した。
レターパックライト(青)の中身まとめ
- クリアファイルに入れた申請書類2枚
- マイナンバーカードの両面をカラーコピーした用紙(申請書類と同じクリアファイルに収納)
- 住所、氏名、電話番号が明記された付箋(クリアファイルに貼り付け、よろしくお願いします。と書き添え)
- 住所、氏名、品名、必要事項を記入済みの二つ折にした返信用のレターパックライト
申請書類は郵便局の本局内ポストへ投函
申請書類が少しでも早く到着するよう、市内の中心部にある郵便局の本局内にあるポストに投函した。
レターパックライトはポストへの投函も可能なのだが、本局内ポストではなく、街中にあるポストに投函していたら税務署への到着も遅れ、結果として手元に戻ってくるのも数日は遅れたと思う。
申請書類は税務署設置のポストへ投函してもOK
全国の税務署には入り口付近にポスト(=「時間外収受箱」と呼ばれる=税務署により形が違う)が設置されている。この時間外収受箱と呼ばれるポストに申請書類を投函するのもOK。
つまり自分の都合のいい時間、例えば早朝(仕事行く前)・深夜(仕事終わり)などに申請書類を税務署に届けることが可能な訳です。
この場合、税務署の時間外収受箱に自力で投函するので発送時の郵送費がかからない。返信用のレターパックもしくは、切手を貼り付けた封筒などを同封しておけば良いだろう。
税務署の時間外収受箱について旧Twitterで発信されている方がいたので、紹介させて頂く。
税務署の時間外収受箱は統一された規格がないらしく、形がさまざまだ。この他にも旧Twitter(現=X)、Googleで調べれば、色々な形の税務署のポスト=時間外収受箱が見つかるだろう。
各税務署の入口付近にあるようです。
まとめ
この記事を書くにあたり、居住者証明書を郵送で申請した方のブログや旧Twitter(現=X)を読んだが、私が見た中ではみなさん税務署に発送してからの戻り期間は5日から8日が平均といったところだろうか。
ではなぜ私は異例の速さで返信してもらえたのか?
税務署の繁忙期ではなかったこと。
申請書類をパソコンで作成したので、受け取った人が見やすかったこと。
マイナンバーカードのコピーが鮮明だったこと。
レターパックライトを使用したことで、優先的に開封して貰えた可能性。
返信用にもレターパックライトを同封したことで、相手側の負担が減り、優先的に発送してもらえた可能性。
郵便局内のポストから発送したことにより、税務署に早く到着した可能性。
ではないか?と愚考する。さらに言えば、タイミングと運も良かったのだろう。
文末ではあるが、この方法を試せばいついかなる場合でも中一日で申請書類が手元に来るわけではない。あくまで当ブログ管理人の体験記であることを理解して欲しい。ただ、参考にしてもらえば早く返信が届く確率は上がるだろうとは思っている。
本記事は以上となる。居住者証明書の郵送での請求に関して調べている方の疑問が解決することを願う。