WordPressで作られた素晴らしいサイトに出会うと、創造性を刺激されることがないだろうか。そんな時にあなたがWordpressを運営しているブロガーなら、気になったサイトのブログテーマが気になるだろう。自分もこのテーマを使ってブログ運営してみたい、とも思うだろう。
ところが残念なことに、サイトにはテーマ名や開発者などは一切記載がないのが普通だ。
それとは逆に、気になるブログテーマはあるのだが、このテーマで果たしてどんなサイトが作れるのか、創造性を発揮できるのか、満足するデザインに仕上がるのか気になるだろう。そんなときは、気になるブログテーマで作られたお手本となるデモサイトを見てみたい、と思うだろう。
では、気になったサイトが使用しているテーマ名を知ることは難しいのか?というとそんなことはない。Wordpressのテーマ名を調べることのできるWebサービスがいくつも存在している。
そして、特定のテーマを使用して運営しているお手本となるデモサイトを検索サイトから見つける方法も存在する。
そこでこの記事ではWordpressのテーマ名を調べることのできる管理人お勧めのWebサービスを紹介することにした。
さらに、特定のテーマを使って運営しているサイトを抽出してれくれるサイト、加えて検索サイトから探し出す方法も併せて記事にしてみた。
WordPressのテーマ選びに困っている方、またはサイト運営中で、現在のサイトデザインに満足していない方は参考になるだろう。
「あ、このサイトいいな、Wordpressのテーマ名が気になる」「このテーマを使って運営しているサイトを見て参考にしたい」というときにぜひ役立てて欲しい。
- 気になるサイトが使っているWordpressのテーマ名を調べる方法が分かる
- 使ってみたい気になるテーマを使っているライバルサイトの探し方が分かる
ブログテーマをブログテンプレートとも言うが、厳密に言えば「テーマ」と「テンプレート」は別物である。テンプレートの名に親しんでいる方も多いと思うが、本記事では「テンプレート」と呼称せず、「テーマ」で統一したい。何が違うの?と思った方は「WordPress テーマ テンプレート 違い」でGoogle検索して欲しい。
気になるサイトが使っているテーマ名が調査できるサイト3選
気になるWordpressサイトのテーマ名を調べるなら、以下で紹介している3つのサイトがあれば十分だろう。
WP-Search
WP-Searchは、@suyasiteさんが日本語で運営しており、日本人向けに作られたとても優秀なテーマ名調査サイトだ。管理人もテーマ名を調べるときはこのサイト一択だ。
こちらのWP-Searchで調査してくれる項目は、
- サイトタイトル
- 使用サーバー
- 使用サーバーの公式サイト
- 使用テーマ名
- 使用テーマの公式サイト
- 子テーマの有無
- プラグイン
- サイトの表示速度
となっている。
WP-Searchではテーマ名調査の他に「SEOキーワードツール」と「無料でプレスリリース打ち放題のブロガー向けプロフィールサイト」を提供している。また、WP-Searchには特定のテーマを使用しているサイトを集めてリンクしているページがある。これは後述する。
Themesinfo
WordPressテーマの博覧会とも言うべきサイトで、世界中のテーマを紹介している。
こちらのThemesinfoで調査してくれる項目は、
- テーマ名
- テーマ開発者名
- 販売サイトURL
- テーマ開発者の公式サイト
- 使用プラグイン名
- 使用ドメイン情報
- 使用サーバー名
- サーバー設置場所
となっている。
この他にも、Themesinfoには特定のテーマを使用しているサイトを検索してくれる機能もある。これも後述する。
WTS(WHAT WORDPRESS THEME IS THAT?)
WordPressのテーマ名の調査サイトとしての運営時期はかなり古く、テーマ名の調査サイトでは恐らくだが、最古参だろう。
WTSが調査してくれる項目は、
- テーマ名
- テーマの公式サイト
- 販売元URL
- 調査サイトのディスクリプション
- テーマのバージョン
- 調査サイトが使用しているプラグイン
の以上となる。
知っておくと便利な一味違うWordpressテーマ名調査サイト3選
WordPressのテーマ名を調べるなら上記で紹介した「WP-Search」だけで十分なのだが、Wordpressテーマの調査サイトとしてさらに以下を紹介する。
管理人が把握しているWordpressのテーマを調べるサイトは、この他にも10サイトほどあるが、他とはちょっと違うサイトだけを以下に厳選した。
InspectWP
WordPressテーマ名の他に、調査サイトのSEO対策、セキュリティレベル他、色々と調査してくれる。調査の範囲が広い分、結果の表示に60秒ほど待たされるがその価値はある。
Scan WP
SEOに関するプラットフォームを提供するSemrush社が提供するテーマ名の調査ツール。
調査サイトのSEOに関する情報も調査してくれる他、使用しているテーマ名、使用しているサーバー名、ドメインに関する情報を表示してくれる。
Sucuri
セキュリティ企業の米Sucuri社が提供するツール。主に調査してくれるのは対象サイトのセキュリティレベルだが、Wordpressのテーマ名も表示してくれる。
調査結果から「More Details」をクリックすると、サイト詳細(More Details)が開示され、その中の「Theme」項目にサイト名が表示されている。
使い方が分かりづらいかと思うので、下記を参考にして欲しい。
WordPressのテーマ名調査サイトを探す方法
もし自分でWordpressのテーマ調査サイトをもっと探したいと考えたら、以下のキーワードでGoogle検索すると良い。
日本語なら以下の2つのキーワドがオススメ
- wordpress テーマ 調べる
- wordpress テーマ 調査
調査範囲はGoogleに表示された上位サイト20位まで十分だろう。
英語なら以下の3つのキーワードがオススメ
- WordPress Theme Detector←お勧め
- WordPress Theme Checker
- WordPress Theme Search
英語で検索した場合は、日本語で検索した場合と違って、検索ランキング100位ぐらいまで調査して欲しい。根気よく調査すると、面白いサイトに出会うことがある。
特定のテーマを使用しているデモサイトを知りたい時
ここからは、特定のWordpressテーマを使っているデモサイトを探す方法を書く。デモサイトと書くと、サンプル見本のようだが、デザイン事例と言い換えてもいい。この記事に限り、あなたが使ってみたい気になるテーマを使って作られたライバルサイト、見本になりうるサイト、お手本にふさわしいサイト、などを総称して、デモサイトと呼ぶことにする。
例えば、このブログのWordPressテーマはSWELLだ。そしてSWELLを使うと、どんなサイトが作れるのか?SWELLにはどんな文字修飾があるのか?SWELLのお手本になるデモサイトを見てみたい、などを知りたいときに重宝する。
無論、Cocoonでも、JINでも、AFFINGERでも調べることができる。
調査サイトを使用して調べる
WP-Search
上記のリンクから、WP-Searchに行き少しだけ下にスクロールすると、日本国内で販売されている主たるWordpressの有料テーマで作成されたサイトのデザイン事例が多数掲載されている。
またサイトの上部には、海外で販売されているWordpressテーマの掲載事例へのリンクもある。こちらは作成事例は少ないが、それでも日本語で制作されたサイトばかりなので、テーマ選定の参考になるだろう。
さらにWP-Searchが独自に算出したWordpressテーマのシェアランキング、SEOで上位表示を狙うには欠かせない表示速度ランキングもある。
WP-Searchのブログ事例集にに掲載してもらうには、申請が必要でWP-Searchが認めたサイトだけとなる。また、事例集の上に掲載されているサイトほど読者の離脱率が低い(=読み手が読み込む良質な記事であることの一つの指針=Googleからも高い評価を得られる可能性が高くなる=まさにお手本サイトと言っていい)と説明されている。
ThemesInfo
こちらのThemesInfoは、WP-Searchより多くのサイトを探すことができる。ただ英語圏のサイトで扱いにくい点がある。効率よく検索する方法を下記に書いたのでよく読んで欲しい。
テーマ名に[Child]と加えて検索すると、より正確に検索される。
SWELLを検索する場合[SWELL Child]とする。テーマが[JIN]なら[JIN Child]と入力する。Childとは子テーマのことで、ほとんどのブロガーが子テーマを使用しており、[SWELL]より[SWELL Child]の方が圧倒的に利用者が多い。[Child]を付けることでより多くの検索結果をもたらしてくれる。
テーマによっては子テーマを[Child]としていない場合もある。また子テーマを配布していないテーマもある。その場合は[Child]を付記しても意味がない。
- 最上段は広告で固定されており、検索結果とは関係ない
- 検索結果の1位に探しているテーマが無い場合は、テーマの公式サイトと同じロゴを探せば間違いない
- 日本語テーマ名は検索されない。が、[賢威]は[keni]、[ストーク]は[jstork]とすると検索される
SWELLを使って制作されたWordpressサイトは5,025検出(2023年10月31日現在)された。
Cocoon、Lightning Free、JIN、SANGO、AFFINGERなど、テーマ選びに迷っている人は思うままに検索し、お手本サイトとなるデモサイトを探すといいだろう。
HTMLソースを検索してお手本サイトを探す方法
最後に、検索サイトを使って特定のテーマを使っているサイトを探す方法を書く。SWELL、Cocoon、AFFINGERなど特定のテーマを使っているサイトを検索結果にズラッと表示させるイメージだ。
ではどうやって検索するのか?簡単に書く。
WordPressは同じテーマを使っていると、特定の部分がまったく同じHTMLソースになる。その同じHTMLソースの部分を検索すると、特定のテーマを使っているWordpressサイトを探し当てることが可能だ。
ただし、GoogleやYahoo、またはBingなどの一般の検索サイトではHTMLソースまで検索してくれない。ソースコード専門の検索サイトPublicWWWでHTMLソースを調べる。
なお、ソースコード専門の検索サイトは[NerdyData]が有名だが、普段馴染みのない人には使いづらいだろうと判断した。今回は使い易さという点を重視し[PublicWWW]のみで説明したい。興味ある人は[NerdyData]での検索に挑戦してみて欲しい。(但し、[NerdyData]で検索するには登録が必須となる)
特定のHTMLソースとは?
WordPressの[HTMLソース]には、テーマに関して記述された部分がある。それは[wp-content/themes]部分のことだ。
この部分は必ず同じ記述になる。
なぜ同じ記述になるのか?WordPress には標準で設定されているURLが存在し、使用するテーマに関係なく、同じ記述になる仕様なのだ。
その一つがテーマに関する記述部分で、テーマはデフォルトで[wp-contentディレクトリ]内にある[themesディレクトリ]に格納されているからだ。使用されているテーマは[themesディレクトリ]直下にテーマ名ごとにディレクトリが生成され格納されている。
[themes]はテーマのことで、HTMLソースでは[themes]の右側にテーマ名が記されている。
例えばこのブログのWordpressテーマは[SWELL]なので、[themesディレクトリ]直下に[swellディレクトリ]が生成され格納されている。
よってHTMLソースには[wp-content/themes]の右側は[swell]と記述されており、これを連続して記述すると[wp-content/themes/swell]となる。これは[SWELL]を使っているWordpressサイトなら必ず記述されているHTMLソースだ。
まずは、この部分の見つけ方から説明したい。
HTMLソースの探し方は?
まずお手本となるWordpressサイトを一つ探す。例えばSWELLなら販売公式サイトでもいいし、販売サイトが見本として掲載しているデモサイトでもいいし、その他どこの誰が運営しているのか分からないけど、あたが気になっているサイトでも構わない。
使用ブラウザはGoogle Chromeとし、SWELLを使用している当サイト[https://www.tmaccarones.com/]をお手本として解説を進める。
wp-content/themes
この場合[wp-content/themes/swell]となる。
SWELLを使用しているWordpressサイトのHTMLソースに共通してある文字列は[wp-content/themes/swell]となる。この文字列を使って、SWELLを使用しているサイトを、ソースを検索してくれるサイト[PublicWWW]を使用して探す。
特定のHTMLソースから見本サイトを探す
“wp-content/themes/swell”
必ず二重引用符[“”=ダブルクォーテーション]で囲った文字列で検索すること。理由に関してはこの章の最後に詳説する。
1ページ内に検索結果が20サイト表示され、6ページ目の末尾3サイトからは非表示となっている。合計117サイト表示される訳だが、お手本サイトとしての数は117あれば十分だろう。お手本サイトをもっと探したい方は無料でアカウントを作ればいい。無料アカウントを作って検索すれば最高800サイトまで表示してくれる。但し、無料である以上、無制限に検索はできない。
PublicWWWの無料アカウントの作成は至って簡単だ。下記に概略のみ記す。
- 上記図の[Sign Up]をクリック。
- メールアドレスの入力画面に切り替わる。
- 任意のメールアドレスを入力すると、仮のパスワードが送られてくる。
- 送られてきた仮パスワードを使いログインする。
- ログインできた時点で、無料アカウントの作成は成功。
- ログイン後に仮のパスワードを複雑なパスワードに変更する。
- パスワードは[Profile]画面の[profile]タグの上部、メールアドレス横に青色で[Change Password]部分をクリックすると変更できる。(Change Passwordの位置は下図参照のこと)
ダブルクォーテーションで囲った文字列で検索する理由
検索サイトで検索するさいに、文字列を[“”=ダブルクォーテーション]で囲むと、完全一致の検索をしてくれるからだ。これは検索コマンドのひとつで、googleを始めとした多くの検索サイトに使える。
例えば普通に[WordPressテーマを探す方法]と検索する場合と[“”=ダブルクォーテーション]で文字列を囲み[“Wordpressテーマを探す方法”]と完全一致の検索する場合とでは自ずと検索結果が違ってくる。ちなみに、googleで[“Wordpressテーマを探す方法”]を完全一致検索をすると3件(※スポンサーは除く)しか表示されない。
これと同じでソースコード専門の検索サイト[PublicWWW]で[wp-content/themes/swell]を検索するさいにも、ダブルクォーテーションの囲みありなしでは検索結果が大分に違ってくる。
[PublicWWW]の検索ボックスにただ[wp-content/themes/swell]と入力して検索すると、評価の高いサイトならHTMLソース内に[swell]の文字がなくても検索結果に表示されるし、評価の高い同一サイトが検索結果を独占したり、[wp-content/themes]と[swell]が離れているまったく関係ないサイトも検索結果に表示される、などの不都合が生じる。ところが、検索したい文字列を[“”=ダブルクォーテーション]で囲むと[wp-content/themes/swell]を完全一致検索してくれるので、文字列が一致してかつ連続して記述されているサイトのみを表示しれくれるのだ。
そこで、有名テーマのお手本となるデモサイトを探すさいに便利な文字列を下記にまとめてみた。
有名テーマを使用しているサイトを検索するのに便利な文字列一覧
下記の文字列をそのまま[PublicWWW]の検索ボックスに入力して検索すれば、それぞれのテーマを使用しているサイトが検索結果に表示される。(※但し無料アカウントは検索制限あり)必ず二重引用符[“”=ダブルクォーテーション]込みでコピーして、検索ボックスに貼り付けること。
テーマ名 | 検索用の文字列 |
---|---|
SWELL(当サイト使用中) | “wp-content/themes/swell” |
Cocoon | “wp-content/themes/cocoon”1 |
SANGO | “wp-content/themes/sango-theme” |
JIN | “wp-content/themes/jin” |
Lightning Free | “wp-content/themes/lightning”2 |
AFFINGER6 | “wp-content/themes/affinger” |
Emanon Premium | “wp-content/themes/emanon-premium” |
THE THOR | “wp-content/themes/the-thor” |
Snow Monkey | “wp-content/themes/snow-monkey” |
Diver | “wp-content/themes/diver” |
STORK19 | “wp-content/themes/jstork19” |
Astra | “wp-content/themes/astra”3 |
Luxeritas | “wp-content/themes/luxeritas” |
賢威8 | “wp-content/themes/keni8” |
- Cocoonはこの他[“wp-content/themes/cocoon-master”]もしくは[“wp-content/themes/cocoon-child-master”]でも検索が可能。 ↩︎
- Lightningには無料テーマの[Lightning Free]と、有料テーマの[PLightning Pro]があるが、完全一致の検索をしても二つが同時に検索され結果に表示されてしまう。有料テーマに特化して検索したい場合は検索ボックスに[”wp-content/themes/lightning-pro”]と入力する。 ↩︎
- Astraはこの他[“wp-content/themes/astra-child”]でも検索が可能。 ↩︎
WordPressサイトをテーマ名調査ツールに検知させない方法
あなたは自分のサイトのテーマ名を他人に隠したいと思ったことはないだろうか?運営サイトをテーマ検出ツールから守りたい、HTMLソースを覗かれてテーマを知られたくない、などサイトを大事に運営しているなら誰でも考えるだろう。
そこで、この章ではあなたのWordpressサイトからテーマ名を完全に隠す方法を書く。
方法は簡単で、プラグイン[Hide My WP Ghost]を導入すればよい。[Hide My WP Ghost]によって、あなたのサイトはテーマ名調査ツールから完全に隠される。手動でHTMLソースを覗かれてもテーマ名の痕跡はない。
[Hide My WP Ghost]にはWordPress のデフォルトのURLを変更できる機能がある。その機能を使い、テーマに関するデフォルトのURL[wp-content/themes]も変更し完全に秘匿してくれる。
Hide My WP Ghostの導入方法
Hide My WP Ghostの設定方法
画面の右上にメールアドレスの入力欄があるが、この欄はあなたがWordpressで使っているアドレスが自動入力される。
Activateボタンを押すと、プラグイン準備が整うまで60秒ほど待つ。
[Hide My WP Ghost]の機能が、他のプラグインと競合している場合は[Hide My WP Ghost]の機能を優先させるかどうか聞いてくる場合がある。
これ以下の操作に関しては自己責任でお願いする。よって詳細な解説は控える。
Hide My WP Ghostの導入後は?
テーマ検出ツールに検知されない
WordPressにプラグインHide My WP Ghostを導入すると、テーマ名を検出してくれるサイトで調査しても検知されなくなる。
テーマに関する箇所を完全に秘匿してしまうので、テーマ名の検出ツールはお手上げのようだ。
なお、過去にあなたのテーマが検出サイトで調査されていた場合、サイト情報が調査サイト側にキャッシュされており、今まで通りの情報が表示される場合がある。その場合は調査サイト側のキャッシュが削除されるのを待ち、日をおいて調査するといいだろう。
HTMLソースのテーマに関する記述が暗号化されている
まったく予測ができない暗号のような文字列に置き換えられており、手動でテーマ名を探そうとしてもまったく分からないようになっている。
これはテーマ名に関する部分だけでなく、Wordpressを運営する上でセキュリティ上隠した方がよいと思われる箇所はすべて暗号化されている。
Hide My WP Ghostはテーマ名を隠せるがお勧めしない
以上であなたのWordpressサイトが使用しているテーマ名を秘匿するプラグインの導入方法から、設定方法を書いた。
ただ、テーマを隠すことのみが目的なら、このプラグインの使用は推奨しない。テーマ名を覗かれたことでWordpressの運営になにも影響はないからだ。
[Hide My WP Ghost]はWordpressのテーマ名を隠すためのプラグインではなく、本来セキュリティ系のプラグインである。恐らく多くの方がすでにセキュリティ系プラグインを導入しているだろう。その場合はセキュリティ系のプラグイン同士が干渉し合い、不具合が生じる可能性がある。
以上の点から当サイトでは導入を推奨しないが、どうしても[Hide My WP Ghost]を導入したい方は自己責任において検討して欲しい。
まとめ
以上が気になるWordpressサイトが使っているテーマ名を探す方法、特定のテーマを使っている見本となるデモサイトを探す方法となる。最後は自分のサイトのテーマ名を隠す方法も書いた。
本記事は特に、Wordpressを始めたばかりで、テーマ選びに迷っている方、テーマは決まっているがお手本となるデモサイトを多く見たい、という方には参考になるだろうと自負している。
特に有料テーマを選択した場合、その値段は決して安くはなく、初心者の段階でどの有料テーマにするかを比較検討するのは難しい。
食べ物に試食、洋服に試着、自動車だって試乗があるが、Wordpressテーマはなかなか試すことができない。数万円はするテーマを買って後悔しないためにも、この記事の情報を活用して欲しい。
最後にだが、Wordpressのテーマは有名どころを買っておけば、間違いはない。Wordpressの運営が長くなれば、テーマによる差異は気にならなくなるからだ。有名テーマを買っておけば、安定したサポートを受けることができる。
テーマより何より、Wordpressサイトの運営を続ければ、あなたの表現力や構成力も間違いなくアップデートされる。それはテーマの差異を補ってくれるあなただけのものだ。だから、テーマ選びに時間を使うより、ささっと運営を始めた方がいい。
そうは言っても満足するテーマが見つかるに越したことはない。この記事を読んでくれたすべての人のテーマ選びが成就するよう願っている。