YouTubeでパソコンの画面表示が変わってしまった場合の対処法

YouTubeの表示が突然変わって困っている方へ

YouTubeの表示が変わって困ったことがあるだろうか?かくいう当ブログの管理人であるT.maccarone(タクト・マッカローネ)もYouTubeの表示が変わり、困っていた一人だ。

私のWindowsパソコンにおけるYouTube画面は、動画4列表示だったのだが、ある日突然5列になり、3段目か4段目あたりに表示されていたショート動画がなくなった。また同じYouTubeアカウントでログインしているiPhoneのYouTubeアプリにおいてもショート動画が表示されなくった。これを何とか元に戻したいと調べに調べて、試行錯誤して一つの結論に達した。

このページに辿り着いてくれた方には残念なお知らせなのだが、YouTubeの表示をユーザが自由に変える方法はない。つまり突然表示が変わったとしても5列表示を4列表示に戻す方法はないし、4列を5列にする方法もない。

ところが私のWindowsパソコンにおけるYouTube画面の表示は約一カ月を経て突然戻った。同じ日、iPhoneにおいても、従来通りショート動画が表示されるようになった。突然表示が変わった原因も分からぬが、突然戻った理由も分からない。

そこでこの記事では、YouTubeの画面表示が変わり困っている人に向け、元に戻す方法はないという前提に立ちながらも、YouTubeの表示が戻る可能性のある操作をお伝えする。

もしYouTubeの表示が突然変わり、わらでもすがりたい方は参考程度にこの記事を読んで欲しい。問題の解決方法が示されていない記事に興味がない方は遠慮なくブラウザバックして欲しい。

なお、YouTubeのショート動画を非表示にさせる方法として、表示されている右側にある「興味なし」ボタンをクリックすれば、ショート動画は非表示になるのだが、今回それとは一切関係なく、ショート動画が表示されなくなった。

目次

YouTubeの表示について分かったこと3つのこと

YouTubeの表示が突然変わってしまい、それを戻すためにひたすらYouTubeの表示に関することばかり検索していた。さらに他人のパソコンも見せてもらい、分かったことが3つある。

いずれも推測の域は出ないのだが、間違いはないと確信している。以下もYouTubeの表示を戻す方法ではないが、参考になると考え書くことにした。

YouTubeにデフォルト(Default)な画面表示はない

ではYouTubeのデフォルト(標準の状態)な画面表示とはどうなっているのか?

この記事を書くにあたり、33台のWindowsパソコンでYouTubeの表示を調べてみた。OSのバージョン、デスクトップかノートか、ディスプレイの大きさなど色々な要因はあるだろうが、調査の結果その詳細は関係なかったのでここには記さない

結果一番多かったのが4列表示(28台)だった。次に多かったのが5列(4台)で、3列表示も1台だけあった。

さらにショート動画が表示されているかの有無も調べたが、調べたパソコンでは、全台ショート動画は表示されいていた。

そこでYouTubeのデフォルトな画面表示とは?の問いだが、答えは「ない」で間違いない。

YouTubeの表示は機種ではなくアカウントに依存している

もう一つ確信したことがある。YouTubeの画面表示は、映し出すデバイスによって決まるのではない。恐らくだが、ログインしているアカウントに紐づけられている。アカウントに紐づけられている以上、個々のデバイスでYouTubeアプリをアンインストールして再インストールするといった操作は意味がない。

YouTubeが5列表示でショート動画の表示はなし、となった私のYouTubeアカウントは色々なWindowsパソコンでログインしても、5列のままだったし、ショート動画も表示されなかった。

また、YouTubeの表示が4列、ショート動画の表示ありのアカウントは、違うWindowsパソコンでログインしても表示は4列だし、ショート動画の表示も保たれた。

その他複数のアカウントでも普段使っているWindowsパソコン以外でログインするテストを行ったが、結果は同じであった。

このことから、YouTubeの表示はアカウントに依存している説は間違いないだろう。

この記事を書いたあとに、さらに調査を進めたが、上記の説が当てはまらない例外となるアカウントもあった

表示は突然変わる可能性は誰にでもあり、元に戻せない

グーグルやTwitter(ツイッター、現X〈エックス〉)、またはYahoo!知恵袋で、YouTubeの表示について調べていると、私のように表示が突然変わり、困っている人が一定数いることが分かった。

では、表示が突然変わって困った人は表示を戻せたか?というと答えは「NO」であった。また表示が戻ったとしても、急に戻ったという人が多かった。

つまり、YouTubeの表示が変わるという現象は突然発生し、かつ元の表示に戻すのは困難だと言える。

YouTubeの表示を戻すためのおすすめ対処法3選

冒頭の繰り返しになるのだが、YouTubeの表示を戻す、もしくはユーザーの任意に変更する方法は存在しない。

ここでは表示方法が突然変わった人に向けて、元に戻る可能性がある操作を3つ示す。

Google アカウントから一旦ログアウトして再ログインしてみる

この時一番大事なのが、ログインしているすべてのデバイスから同時にログアウトする、という点だ。今あなたの目の前にあるパソコン一台だけログアウトするのでは不充分だと言える。

他のパソコン・タブレット・スマートフォンなど、同一アカウントで複数のデバイスでログインしているなら、すべてのデバイスから一旦ログアウトする必要がある。

すべてのデバイスからのログアウトが完了したら、順番に再ログインする。

例えば同じアカウントで3台ログインしているなら、ログアウトを3回順番に行い、次は順番に3回ログインする。1台目をログアウトしてからログイン、2台目に移ってログアウトしてからログインではない。

STEP
YouTubeの画面右側にある[googleアカウント]をクリックする
googleアカウント
STEP
ログアウトをクリックして[ログアウト]する
ログアウトをクリックする
STEP
画面右上に[ログイン]と表示されればログアウトに成功
ログインと表示される
STEP
この作業を繰り返し、すべてのデバイスでログアウトが完了してからログインする

YouTubeの履歴を削除してみる

YouTubeの履歴を削除することは、YouTubeをリセットすることであり、表示を元に戻すことに対してある程度はプラスに働く可能性がある。

STEP
YouTubeの画面右側にある[googleアカウント]をクリックする
googleアカウント
STEP
[Google アカウントを管理]をクリックする
Google アカウントを管理
STEP
[データとプライバシーを管理]をクリックする
データとプライバシーを管理
STEP
画面を下にスクロールすると[履歴の設定]が出てくるので、その中にある[YouTubeの視聴履歴と検索履歴]をクリック
YouTubeの視聴履歴と検索履歴
STEP
画面中央にある[削除]をクリックすべてを削除を選択
削除をクリック
STEP
[すべてを削除]を選択するすべてを削除を選択警告が表示されるのでよく読み、右側の削除を選択
すべてを削除
STEP
警告が表示されるのでよく読み、右側下の削除をクリックする
警告

つまり、あなたの視聴傾向に合わせて、YouTubeを最適化していましたがそれが無効になります。と言っている。ここはYouTubeの表示を戻すことを最優先して、削除を選択する。

STEP
[削除が完了しました]と表示されたら完了
削除が完了

YouTube の「興味なし」のフィードバックを削除してみる

興味なし

まず「興味なし」とな何か?出てきた動画に対し、次回から出して欲しくないときにクリックすれば次回からその動画が出てこなくなるといった機能だ。

Googleのヘルプページによると「ページに表示されるおすすめのコンテンツで興味のないものがあれば、削除できます」と書かれており、「興味なし」はそのためのボタンとなっている。またショート動画右側にある興味なしボタンをクリックすれば、ショート動画そのものをYouTubeの表示から消すことができる。

このGoogle側に通知した自分の興味のある無しを一旦リセットをすることで、YouTubeの表示が戻る可能性がある。手順は以下を参照して欲しい。

STEP
YouTubeの画面右側にある[googleアカウント]をクリックする
googleアカウント
STEP
[Google アカウントを管理]をクリックする
Google アカウントを管理
STEP
[データとプライバシーを管理]をクリックする
データとプライバシーを管理
STEP
少し下にある[履歴の設定]タブ内になる[YouTubeの視聴履歴と検索履歴]をクリック
YouTubeの視聴履歴と検索履歴
STEP
左側に出てきた[管理]をクリック
管理をクリック
STEP
画面を下にスクロールすると[その他のアクティビティ]が出てくるので、その中にある[YouTubeの「興味なし」のフィードバック]の削除をクリック
削除をクリック
STEP
確認画面が表示されるので[削除]をクリック
確認画面
STEP
画面左側に[「興味なし」のフィードバックを削除しました]と表示され完了
削除が完了

ショート動画をこの「興味なし」ボタンを押すことによって、非表示となったしまった場合、上記に示した操作手順【「興味なし」のフィードバックを削除してみる】は、ショート動画の表示を復活させるために非常に有効な手段となる

YouTubeの表示を強引に変更する方法

それでも、YouTubeの表示を今すぐ元に戻したい、変えたい、という方はいるだろう。

そんな方に向けてやや強引だが表示を変える方法があるので触れておく。それはブラウザの拡大、縮小機能を使って、YouTubeの表示を任意に変える方法だ。

ここではYouTubeの親会社であるGoogleが開発したGoogle Chrome(グーグル・クローム)を例にとってお教えしたい。

STEP
ブラウザ右側にある[Chromeの設定]をクリック
Google Chromeの設定

点が縦に3つ並んだボタンのことです

STEP
設定画面の真ん中にある[ズーム機能]を使い大きくしたり小さくする
Google Chromeのズーム機能
STEP
ズーム機能を使い[拡大(+)]110パーセントでYouTubeの表示は4列になる
Google Chromeの拡大機能
STEP
ズーム機能を使い[縮小(-)]90パーセントでYouTubeの表示は5列になる
Google Chromeの縮小機能

※縮小率を90パーセント以下に下げても、列は最大6列までしか増えない

STEP
拡大・縮小はショートカットキーでも代用できる(すべてのブラウザで共通)
Google Chromeの拡大と縮小

拡大するショートカットキーは[Ctrl] + [+]
縮小するショートカットキーは[Ctrl] + [-]

表示が消えたショート動画を見る方法

ショート動画アイコン

YouTubeの表示画面からショート動画が消えたと言っても、ショート動画が見れなくなった訳ではない。ただ、画面からショート動画の表示が消えただけなのだ。

パソコンの場合はYouTubeのトップページ左側にショート動画のアイコンがある(左側の写真の参照)ので、それをクリックすればショート動画の再生が始まる。

iPhoneの場合はYouTubeアプリトップページの最下部(右側の写真参照)のアイコンをタップすれば再生が始まる。

【結末】そしてYouTubeの表示はある日突然もとに戻った

管理人のYouTubeアカウントは、7月21日に表示が突然変わった。当初はなんとか元の表示に直そうと躍起になったが、数週間もたつと諦めていた。

それでも、時々は思い出したようにYouTubeの表示に関することを調べるのだが、打開策となりうるような情報はなし。だからずっと5列表示で、ショート動画が表示されない状態が続いていた。

ところが8月25日、YouTubeの表示は電撃的に戻った。

それは本当に突然で、25日の20時過ぎにパソコンを起動してYouTubeを閲覧したら、5列表示が4列表示に戻っており、なおかつショート動画も3段目に表示されるようになっていた。iPhoneにおいてもショート動画が再び表示されるようになった。

戻ったことは嬉しいが、YouTubeの表示がなぜ戻ったのか全く分からない。YouTubeの表示が変わって約一ヶ月、色々と調べた時間は一体何だったのか?

もし表示が変わった理由や、突然元に戻った理由が分かったら、この記事に追記する。

まとめ

最後に確認だが、以下2点を押さえて欲しい。

  1. YouTubeの表示が変わった場合、元に戻す方法はない
  2. またYouTubeの表示をユーザーが任意にカスタマイズすることはできない

だから、YouTubeの表示が突然変わっても、そのまま使用するか、元に戻るのを待つしかない。

今回、このブログの管理人はYouTubeの表示が突然変わったために、元に戻そうと情報を探し、この記事を書くにあたりさらに精査したが、ネット上に的確な情報はなかった。また、YouTubeチャンネルを運営するクリエイター向けの情報とユーザー向け情報が入り混じっており、必要な情報を拾い上げる作業も手間だった。

特にこの記事と同じテーマを扱った他のブログに関してはまったく意味が分からない記事が多かった。つまるところ「こうすれば表示は元に戻る」という結論に帰着するために、半ば強引に記事をまとめたような印象しかない。

この記事を最後まで読んでくれた方には申し訳ないのだが、YouTubeの表示が変わった時、唯一の対処法としては我慢する、もしくはあきらめる。それしか言えない。

この記事は以上となる。なお、将来的にYouTubeの表示が自由にカスタマイズできる方法が見つかればこの記事に追記する。

Googleで調べるなら「youtube 表示 変わった」「youtube 表示 おかしい」「youtube 表示 戻す」などのワードから検索し、徐々に調査範囲を広げることをおすすめする。

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